マイナス金利になってから、大手保険会社が貯蓄性の良い、つまり利率が高い保険を販売停止にする動きが目立つ。
ソニー生命も6月から、終身保険や個人年金保険などの利率を下げる。または販売停止とすることを決めました。
日経6月6日付ニュース[ソニー生命、一時払い保険など4商品 販売停止]
一部引用↓
ソニー生命保険は円建ての一時払い終身保険など、貯蓄性商品の販売を5月中に一部取りやめたことを明らかにした。日銀のマイナス金利政策による金利低下で契約者に約束する利回り(予定利率)の確保が難しくなったためだ。
マイナス金利で経営難?銀行や保険会社が怠けている?
最近、業界内でもこんな声が聞こえてくる。
「マイナス金利なので申し訳ありません。」「マイナス金利なのでお客様にも負担していただかざるをえないのです」
しかしこれ、もともと楽してただけじゃないかという意見が多くあります。
- 銀行や保険会社は、日銀にお金を預ける(国債を買う)だけでお金が増えていた。
- その利息がマイナスになってしまうから、企業収益が危ういと言っている。
- 一般企業から言わせると、利息であぐらかいてないで営業収益あげなさいよ。という意見多数。
つまり今までは、お客様から預かったお金を置いているだけで、勝手に増えていた。こんなことが銀行や保険会社では起こっています。
マイナス金利になっちゃったので金利下げますと安易に結論を出さず、社員が営業活動などして、なんとか金利維持できるように頑張ってほしいですよね。
保険商品も見直されるがお宝保険は残る
ここ数ヶ月、各保険会社が主力商品の利率を軒並み下げています。しかしここで気を付けてほしいこと。
なぜ保険会社は見直しを急いでいるのか?
それは、保険会社側にとって損が出る可能性があるので、早めに逃げておくための見直しです。
しかし、一部の人だけが知る保険は未だ健在です。例えば私が記事にした、オリックス生命で150%に増やす保険など。
ソニーの一時払終身保険が終わったからといって、まだこんなに高利率な保険に加入することだってできます。
損をしない保険に入るための情報収集がますます欠かせない時代となりますね。
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