日本生命が、保険ショップ向けの保険商品を提供するために、新会社「はなさく生命」を設立するとのこと。
コストパフォーマンスの良い医療保険などが販売されると予想されます。
日本生命(ニッセイ)の公式発表
はなさく生命保険株式会社(PDFファイル)
日本経済新聞ニュースより
日生の新会社名「はなさく生命」に〜来店型の保険ショップ向け〜
はなさく生命(花咲く生命)の概要
日本生命(ニッセイ)は、いわゆる保険営業マンが販売するスタイル。
それとは違い、保険ショップ(来店型保険販売代理店)向けの保険会社として「はなさく生命」を設立することを発表しました。
はなさく生命(花咲く生命)の保険商品
はなさく医療(医療保険)
2019年6月24日から、医療保険が販売開始されているようです。
引用:はなさく生命公式HPより
はなさく医療は”特定不妊治療”も保障?デメリットは不担保期間
はなさく医療の加入時に、「女性医療特約」をつけておくと、不妊治療も保障の対象となります。
ただし最大のデメリットとして、不担保期間が2年あります。
不担保期間というのは、保険に加入してから2年間は、特定不妊治療(※)を行っても保険金が貰えませんというもの。
(※特定不妊治療:体外受精·顕微授精における採卵または胚移植。)
つまりこの恩恵を充分に受けるためには、不妊治療を始める2年以上前に加入しておくことが必要となります。
先を見越して念のため加入するのは良いと思いますが、5〜10万円という保険金を貰うために、不妊治療を考え始めてから2年間も延期する必要は無いと思います。
はなさく医療の保険料は割安
日本で一番安いとまでは言いませんが、比較検討するには充分コストパフォーマンスに優れています。
今後、保険ショップなどで一般の方の目にとまることも増えていきそうです。
はなさく生命(花咲く生命)の求人募集は?
はなさく生命(花咲く生命)はあまり大々的には求人募集をしていないようなので、日本生命の既存社員や、日本生命に入社してくる新人などが割り振られるのかもしれませんね。
ちなみに、大手転職エージェントの「ビズリーチ」では、募集開始しているような記載がありました。
【公式】ビズリーチ
大手生命保険会社が、別会社で保険商品を作る理由は?
これまで、昔ながらのいわゆる漢字生保(日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命など)には、保険料が高いというイメージを持っている人も少なからずいます。
もちろんそこには、営業マンへの給与支給という人件費も影響しているはず。
新会社では、保険ショップ(保険代理店)での販売を中心とすることで人件費の大幅削減。よりコストパフォーマンスに優れた保険商品を提供するという狙いがあるものと推察します。
日本生命の方針としても、保険料の安い医療保険などを発売するということで、これまでと路線も異なるため、あえて日生の名前を掲げないということです。
結果として、私たちが支払う保険料も安くなるとすれば、嬉しい限りですね。
【予想】はなさく生命の保険ショップ展開
日本生命は既に保険ショップ「ライフサロン」を買収しています。
さらに「ニトリ保険ショップ」や「ほけんの110番」とも関係が深いため、はなさく生命の販売をしていくための基盤は整っているように見えます。
このあたりからまずは販売を開始して、徐々に広げていくのではないかと予想します。
住友生命→メディケア生命
メディケア生命も、今では保険料の安い保険会社として定着していますね。
第一生命→ネオファースト生命
ネオファースト生命はインターネットでの加入に力を入れているように見えますね。
保険料は非常に安いので、もっと広まっても良いのになという印象です。
【まとめ】はなさく生命や大樹生命が登場!今後の保険業界は?
そういえば、三井生命も大樹生命に社名変更しましたよね。木や花のような、大自然を思わせる社名が流行っているんでしょうか?
明治安田生命なども、この流れに乗ってくるのではないかなと予想しています。
安くて良い保険商品が増えることは、私たちの家計にも直結する良い話題ですので、今後の動向にも注目していきますね。
コメントを残す