2018年7月24日に登場した住友生命のバイタリティ[Vitality]
健康体の人が、さらに健康に向けた活動をすることでポイントが貯まるという、他には類を見ない保険です。この記事では裏のデメリット部分にも注目したいと思います。
※追記※ アプリの不具合が多い件について記載しました。
【重要】「住友生命バイタリティ」だけに加入することはできない
まず、バイタリティに加入したいです！と言っても加入はできません。
住友生命の保険とセットで加入するというルールがあります。
「バイタリティ」とは、健康状況によって別の保険が割引される健康割引制度のようなものと思ってください。
「vitality健康プログラム」という名の割引制度
バイタリティ(vitality)は健康増進乗率適用特約と呼ばれています。
住友生命の既存の保険商品「プライムフィット1UP」と「ドクターGO」を、割引することができる健康割引制度です。
ただ、この制度を利用するために月額利用料金として864円がかかります。割引する制度なのに、年間10,368円も逆に取られるのは少し違和感がありました。
個人的には、月額使用料は無くして「健康活動をやる人だけが自動的に割引される」制度なら利用しやすいなと感じます。
【8年後には最大30％割引だが…】毎年欠かさず「健康活動」でポイント獲得が必要
バイタリティ(vitality)の一番の特徴は、行った健康活動に応じてポイントが貯まり、そのポイントによって割引率が増えるという仕組みです。
割引率はスタート時点では15％。これを割引率30％に達するには、ポイントの条件を8年連続で達成しなければなりません。
また、公式HPに記載されている30％割引というのは、月額使用料金を除いて計算されています。
バイタリティはその利用料金だけで年間10,368円もかかるため、それを含めて自分でシミュレーションをする必要があります。
【最大のデメリット？】公式アプリでログインできない？不具合の報告多数
住友生命バイタリティでは、基本的にはスマホアプリを使って、万歩計機能による歩数計測の連動。健康ポイントの管理などを行います。
その重要な仕組みが、iphoneやAndroidスマホ、アップルウォッチなどで起動しない。ログインできないなどの不具合報告が多数上がっているようです。
※何名かのリアルな声を引用にて掲載します。
Playストアの評価が★一つだし高い評価出してるのは住友生命の社員なのか？？
阿鼻叫喚被害者の会みたいになってる……。
こんな保険だと知ってたら契約しなかったな…。とにかくアプリのUIが酷過ぎて苦笑してしまうのだ。
もう辞めよう！！
— カラーワークス浪漫☆工房 (@romankoubou) September 3, 2020
昨日から急にバイタリティのアプリにログインできなくなった。再インストールしたら一瞬入れたけど、また入れない。アプリの悪いとこ、皆が上げてるのに全然改善されない。どうにかしてくれ住友生命。#住友生命Vitality
— 星やん (@hoshi_yan) September 28, 2019
住友生命のバイタリティやってるけど、自動同期できないからいちいちアプリ開かなきゃいけないし、使いづらい😭
アプリのレビューも恐ろしいぐらい低評価しかなくて、入る前に調べればよかったー😭😭
レビューへの返信はテンプレばっかだし😨— mii@202101挙式花嫁ダイエット (@doramatic_life) April 18, 2020
健康増進型保険に対するメディアの反応
保険を推奨するメディアでは、良い情報ばかり書かれていますので。
こちらでは逆に、注意喚起しているメディアを参考にご紹介します。
【アスキー】大人気「健康増進型保険」の割引に飛びついてはいけない理由
【ビジネスジャーナル】無駄な保険に入り過ぎる日本人…営業マンの“商品乗り換えさせ”商法
【割引ランクの認定基準】どのくらい頑張れば割引される？
| ランク | 必要ポイント | 保険料 |
|---|---|---|
| ブルー | 0〜11999 | 2%高くなる |
| ブロンズ | 12000〜19999 | 変化無し |
| シルバー | 20000〜23999 | 1%安くなる |
| ゴールド | 24000以上 | 2％安くなる |
年間の活動によって、このようにランク分けされます。
ゴールドランクに認定され、2％の優遇を受けるにはどんな活動が必要なのか公式HPで確認しておきましょう。
ポイントを貯める健康活動は多岐に渡る
ポイントを獲得するための健康活動・健康増進メニューは、以下の公式HPに掲載されている通り、とても多くの種類があります。
ポイント獲得をサボってしまうと逆に保険が高くなる
ブロンズランクの場合は割引率に変化がありませんが、ブルーランクになると逆に保険料が割増になります。
さらにバイタリティは月額利用料がかかりますし、「やらないほうがよかった！」という人も出てくると思います。
バイタリティの恩恵を受けるには、長い年月継続してポイント獲得（健康活動）ができるのか？自分自身に問いかけてみてくださいね。
メリットがあるのはこんな人？（個人的な見解）
- 「vitality健康プログラム」の利用料金を毎月払うことで、健康管理や運動を継続的にやる試練を自分に与えたい。
- 腕にはいつもウェアラブルデバイス（スマートウォッチ）をして、歩数や消費カロリーを計算している。
- 他の会社のほうが安い保険と分かっていても、住友生命という会社が好き。
- ジョギングやジム通いが趣味で、自分がどれだけ動いたかアプリで見るのは楽しい。
- 毎年の健康診断は当たり前。それ以外の、がん検診なども積極的に受けている。
- 健康診断書のスキャンやオンライン画像アップロードが苦ではない。
- 10年、30年先も健康活動のペースを落とすつもりはない。
独断で思い描いて見ると、こんな感じでした。
イメージは「基本は色黒、遊びも仕事も120％楽しんでいるITベンチャー企業の社長」でしょうか。
【まとめ】割引制度とはいえ、保険料の安さは感じない
冒頭で書いたとおり、バイタリティ(vitality)という割引制度を利用できるのは、住友生命の「プライムフィット」「ドクターGO」という2つの保険商品のみです。
しかし、この2つの保険商品の保険料が高めということもあり、安さを求めるなら他の保険会社とも比較したほうがよいでしょう。
肝心のアプリの不具合が多いというのも、非常に気になります。
まだ発売直後なので、今後また内容が変わるかもしれません。最新情報は→バイタリティ(Vitality)公式HPをご確認ください。
コメントをくださる方へ（管理人からのお知らせ）
当サイトに、保険会社関係者と思われる方より「保険のデメリットは書かないでください」というご連絡をいただくことがあります。
保険会社様のサイトでは良い部分を中心に掲載されているため、当サイトは知識の無い一般の人がなかなか気づけないポイント・勘違いを防ぐための情報掲載をする方針です。
虚偽の内容を記載するつもりはありませんので、万が一誤った内容が見つかった場合には、ご連絡いただけましたらすぐ訂正を致します。
【住友生命を比較検討したいなら】複数保険会社を扱う保険ショップへ
全国各地にある保険ショップでは、20社〜40社もの保険会社を比較してくれます。
- 住友生命と、他の保険会社の比較説明をお願いできる。
- 押し売りが無く相談だけでも親身になってくれる。
- 今のあなたの状況にぴったりの、安くて良い保険を探してくれる。
| 保険ショップ | 口コミ |
|---|---|
 近所のお店を見てみる>>全45社から一番安い保険探し | 4.8 ★★★ ( 355店舗 ) |
 近くのお店を見てみる>>セカンドオピニオンも対応 | 4.7 ★★★ ( 466店舗 ) |
 近くの店舗を確認する>>AIを活用して最適な保険提案 | 4.7 ★★ ( 257店舗 ) |
↓【参考】34,000人の口コミ↓
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記事を拝見しました。目先の保険料が得か損か、のみにスポットを当てて記事を書かれているのでしょう。
健康のために何か始めたいけどきっかけがない、始めたけど続かなかったという方に対し、目標と健康管理メニューを提供し、目標達成すると特典がもらえる行動経済学を利用したモチベーション維持のプログラム。そのプログラムの対価がVitality利用料864円です。
利用料が年間いくらで、割引額がいくらだから差額マイナスで損、、、といった単純なものではないことは、ホームページの情報を確認いただいたり、Vitality発祥の地の南アフリカの現状や、一般の方がツイッターで呟かれているのを見ればお分かりいただけるかと思います。
今後生命保険業界は健康をテーマに各保険会社がしのぎを削って行く時代になっていきます。どうぞ、より広い視点から記事を書かれることをお勧めします。
利用しているが、割高感はどうしても否めない。といつも思ってしまう。
＞「対価がVitality利用料864円です」
との事ですが､それに見合うメリットをアプリ不具合や御社サーバの不具合のせいで享受できておりません。500円程度でも高いと感じる利用料です。
バイタリティーアプリの出来が良くないのと不具合が多発です。
AppleStoreのレビューや下記のレビューサイトをご覧になって下さい。
https://www.app-ranking.net/id/1352961017
＞「利用料が年間いくらで、割引額がいくらだから差額マイナスで損、、、といった単純なものではないことは」
被保険者は怪我や病気で保険代金を受け取らない限りは、損益に感じます。当然です。
ですので目先の支払い金額に目が行くのは自然な事で、バイタリティー利用料を払って、保険料を安くしたところで総額のお得度は少ないと感じても仕方ないと思います。
健康志向で沢山運動をこなす方にも、そのモチベーションを下げるくらいアプリケーションの不具合が酷いこと、割に合っていない月額使用料を開発陣営と相談し、改善することが急務ではないでしょうか？
売る側、買う側はこの位の意識の差がある事を今一度認識されて下さい。
このたびはコメントいただき、ありがとうございます。
営業担当者様からのご意見ということで、大変参考になりました。
＞目先の保険料が得か損か、のみにスポットを当てて記事を書かれているのでしょう。
＞利用料が年間いくらで、割引額がいくらだから差額マイナスで損、、、といった単純なものではない
これは、裏をかえせば営業担当者様から見ても、[バイタリティ＋1UPまたはドクターGO]を費用面だけで判断するなら得ではないというご意見ですよね。
バイタリティの価値は、保険料や保障内容ではないところに見出せる方々に向けられたものであり、
「安い保険料で充実した保障を求めたい」人々には合わないものだと、あらためて認識できました。
もちろん「安さと保障内容だけでよい」と思っている方々にも、バイタリティの特徴をご説明された上で、加入者を増やす方針かと推察します。
説明によって利用者の考え方も変わり、健康な方々も増えていけば、素晴らしいことだと思います。
・バイタリティという付加価値を素晴らしいと感じて加入する方々
・そうは言われても、保険には安さと充実保障だけを求める方々
このどちらが多いのかは、数年後の契約者数の推移などからも見えると思いますので、個人的にも楽しみにしております。
当記事の現在のスタンスとしては、後者のユーザー層が勘違いしないようにといった想いで記載させていただきました。
バイタリティーを解約した者です。
システムの不具合なのか根本的な原因は会社が公表しないので分かりませんが、エラーやポイントの反映がきちんとされない事が多く逆にストレスになりました。
最初は面白がって利用してましたが、デバイスの維持費を考えると大した割引では無いと思います。
医学的根拠もないポイント設定や健康アドバイスで、ゲーム感覚で楽しむ保険だと思います。
いろいろ調べると、元々高い割に保証内容は今ひとつな保険のようですね。
長い目で見て安さと保証のバランスを求めています。
Vitalityに加入しています
利用料以上の割引なので、普通に加入するより安く保険に入ることが出来て、月に2回くらいは意識しないでもドリンクチケットが貰えています。
普通に保険に加入していたら楽しいも何もなくただ掛け捨てし続けるところなので
ドリンクチケット貰って楽しく保険に入れてる…と感じています。
運動もせず、どちらかというと ダラダラ生活ですけど
普通にしてたら保険料は上がりそうもありません
携帯アプリを使いつつ保険に入るので、若い人向けなのかもしれませんね
アプリ、ポイント反映に多少の遅れがあったこともあるけど
不具合はまだありません
デバイスの維持費…のコメントは理解できません…
携帯も時計も維持費はVitalityに関係ないのでは？
批判も多いようですが、楽しんでる人と繋がりたいですね
保険にそこまで詳しくはないため
管理人さんの、オススメの保険会社やプランを見てみたいです！
デメリットはアプリ関係システムの不具合です。
それ以外はメリットは多いと思います。
健康に興味がなければ入らなくても良いんじゃない？普通の保険に入ればいいと思う。
保険料って「収支相当の原則」と言われてるなら損はしてない。保険料の高い安いは大きな問題ではない。
「健康を気にする人」が得して「ズボラな人」は損をする。頑張った人が良い思いをするなんて、それこそ平等だね。
バイタリティの為にスマートウォッチを購入。
格安ウォッチでも大丈夫と営業担当に言われる。
結果同期出来ず。
毎月無駄に864円を払っています。
次年度は間違いなく割高になります。
あー、失敗した。