こちらをご覧の人の中には、知人の紹介でプルデンシャル生命の営業の方に会った人もいるでしょう。
あるいは、これから会う予定の方もいるかもしれないですね。
親身になってメリットもデメリットも包み隠さず伝えてくれる姿勢に感動して、加入を検討している、という人もいるはずです。
ただ、「営業の方が信頼できるから」「頼りになりそうだから」という理由で加入するのは少し待ったほうが良いでしょう。
プルデンシャル生命の特徴や気をつけたいこと、加入者の口コミをご紹介します。
プルデンシャル生命とは?商品と特徴
プルデンシャル生命とは外資系の生命保険会社です。
親会社はアメリカで創業した「プルデンシャル・ファイナンス」。世界40カ国以上で保険や投資信託などの金融商品を取り扱っています。
営業マン(ライフプランナー)が、一人一人の状況に合わせてオーダーメイドで保険を提案してくれます。
プルデンシャル生命が取り扱う保険商品
終身保険や医療保険、定期保険、養老保険、終身不能障害保険など、様々なタイプの商品を取り扱っています。
そのほか、他社ではあまりみかけない商品もあります。例えばこちら。
修正払込方式終身保険
契約から一定期間は、保険料が低く設定されています。
米国ドル建て終身保険
米国ドルで保険料を支払い、保険金も米国ドルで受け取ります。
変額保険(終身型)
運用実績に応じて保険金額が増減する保険。
特徴1:加入はライフプランナーを通じてのみ
プルデンシャル生命の保険に加入するためには、ライフプランナーから直接コンサルティングを受ける必要があります。
保険代理店(いわゆる保険ショップ)やホームページなどからは加入できません。
こちらをご覧の方は、すでに営業の方に会ったか、あるいはこれから会う予定の方でしょう。テレビCMもみかけないため、知人からの紹介で知ることが多いはずです。
特徴2:保険がわかりにくく保険料が公開されていない
ネット生命保険であれば、ホームページで保険料の試算ができますが、プルデンシャル生命は保険料が公開されていません。
また、保険の内容についても、インターネット上には情報がほとんど開示されていません。
特徴3:優秀なセールスマンが多い
プルデンシャル生命のライフプランナーには、MDRT会員が多いという特徴があります。
MDRT会員とは
1927年に発足した Million Dollar Round Table (MDRT) は世界69の国と地域の500社以上で活躍する、62,000名以上(2017年7月現在)の会員を有する、卓越した生命保険と金融サービスの専門家による国際的かつ独立した組織です。
MDRT会員は卓越した商品知識をもち、厳しい倫理基準を満たし、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険と金融サービス業界の最高水準として世界中で認知されています。
引用:MDRT会員になるために
MDRT会員になるということは、それだけ優れた専門家であることを意味します。
また同時に、豊富な商品知識を持ち、相手に合わせて適切に提案できるため優れたセールスマンであるとも言えます。
2018年3月現在、プルデンシャル生命には1,387名のMDRT日本会会員がいます。
プルデンシャル生命の報酬形態は完全歩合制
プルデンシャル生命は、完全歩合制度を取り入れています。つまり、契約数の分だけ給料が上がる仕組みになっています。
営業の方にとっては強いインセンティブになる一方、自分の報酬に繋がることから保険を押し売りする人もいるようです。
プルデンシャル生命加入者の感想・口コミは?
実際に、プルデンシャル生命に加入していた人の口コミをみてみましょう。yahoo知恵袋にこちらのような書き込みがありました。(太字、強調は筆者によるもの。)
プルデンシャルは顧客一人一人にプランナーがついて、保険を設計し、面倒見てくれるのが良いところだと耳にします。
でも結局面倒見てもらったのは契約の時だけ。
数年前に、少し見直そうかとメールで相談しても、かなり返事を待たされた挙句、簡単な内容が返ってきただけ。
その後、いかがですか?の一言もありません。(結局見直せずに今日に至ります。。。)
こちらは夫婦で4~5万の保険料を支払っており、かなりきついです。
もっと収入に見合った保険に見直すべきだと思って相談したのですが、やっぱり解約や掛け金を減らすなどの相談にはあまり熱心にのってくれないんですかね。。。
契約の時は、それはもう熱心に色々と語っていましたけど・・・。
加入する際は熱心だったのに、その後はあまり親身ではなかったとのこと。
こちらの投稿に対し、様々な回答がありました。
プル(注)の営業が間違えてるとは言いませんが基本的に設計が高すぎますね・・・高くもっていくのでしょうがお客さんの負担までは設計に入ってないのかもしれませんね。
部分的に解約するといいのかもしれません。プル(注)や、ジブラルタは貯蓄性ばかりに気をとられ、保障が薄いのが特徴的です。
場合により、学資保険代わりになるものかもしれませんので、どうかご確認ください。
保障を見直ししてアフターを重視されるのであれば 大手生保の中から会社のアフターのやり方ははそれぞれだとおもいますから 納得のいく会社で 見積もりをとり見直しされたらいかがでしょうか?
上記のようなアドバイスを受けて、質問者が追記したコメントがこちらです。
最近子どもも生まれて、余計に保険を見直さなければと思っていました。
子ども生まれたなんて言ったら、飛んでくるのでしょうね、新たな保険に入ってもらうために・・・。
まずは自分たちで現状を整理して、保険の窓口みたいなところに行ってみようと思います。
この方は保険料の負担が大きく、保険内容を見直すことにしたようですね。
引用:yahoo知恵袋「プルデンシャル生命のプランナーって・・・。」
注…プルデンシャルの略称
プルデンシャル生命は高い?必要最低限の保障にしたい人は保険ショップへ
プルデンシャル生命の保険は、ライフプランナーが一人一人に合わせて設計してくれます。
手厚く保障できる点はメリットですが、必要最低限の保険だけで良い人にとっては保険料が高くなる可能性があります。
コストパフォーマンスを重視したい方は、比較検討ができる保険ショップでアドバイスをもらった方が良いでしょう。