保険料支払いが厳しいとき~損をしない裏ワザ3選~

個人年金保険の返戻率ランキング(積立年金)

貯蓄が増やせる保険の話があったので、無理して高い保険に入ってしまった。

貯蓄性保険は解約すると元本割れになって損をしてしまう…。

そんなとき、保険会社は教えてくれないワザを3つご紹介します。

 

払い済み保険(払済保険)への変更

最もオススメするのがこの方法です。

今まで支払った保険料をそのまま据え置いて、予定していた年数待つだけで増えて返ってきます。

 

<例>60歳までに払った300万円が330万円で返ってくると予定していた方。

10年支払って合計100万円くらい支払ったけど、厳しいからもう払えないな…

そんな時には保険会社の担当に連絡をし、「毎月の保険料が支払えないので払済保険に変更したい。その場合に、何年後にどうなるかが分かる推移表も出してください。」と言いましょう。

支払った100万円をそのまま預けておくことで、60歳になる頃には110万円になります。

 

保険会社ごとに利率が異なるので若干の誤差はありますが、当初予定していた利率に近い数字が望めます。

 

 

特約部分を解約する

あなたの保険には、特約はついていませんか?

貯蓄性保険で保険料が高いと思う人のほとんどが、以下のような契約内容になっています。

 

終身保険(貯蓄)…10000円/月

特約【定期保険】…8000円/月

特約【医療保険】…5000円/月

特約【がん保険】…7000円/月

合計…30000円

 

このような場合、落とし穴として気を付けなければならないことがあります。

貯蓄になっているのは、終身保険の10000円という部分で保険ショップを探して予約した人だけです。

その他の【特約】という部分については、解約しても貯蓄部分に影響はありません。

 

保険販売員は、たいてい「毎月30000円の支払いですけど、貯蓄と思って支払えば老後は安泰ですよ!」と言ってきます。

実際60歳になって、1000万円貯まるはずだったのに200万円しか貯まっていない…といってショックを受ける方も少なくありません。

 

自分の保険が過剰なのか判断がつかない方は、一度FP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談することがオススメです。

加入中の保険を伝えるだけで、プロの判断でばっさり削ってくれることでしょう。

無料相談をするFP・保険ショップの選び方

 

減額

その言葉の通りです。

1000万円の生命保険を500万円にするなど、保障金額を弱くして保険料を減額します。

 

まとめ

ここまでに挙げた対応策ですが、鉄則として保険加入時に話をした方にお願いするのは止めましょう。

都合のいいように説得され、あわよくば別の保険に乗り換えさせられるだけです。

必ず中立の立場にいるFPや保険代理店に相談することが重要です。

 

ちなみに日本人は平均で1ヶ月に保険料をいくら払っているか。

既婚世帯で、夫婦合わせて月に平均35,000円も払っていると知ったときは驚きました。

みんな入っているから入っておくか。知り合いのおばさんに勧められたから入るか。など、加入した理由はあることと思います。

でもやっぱり高くて払い続けられない。

そんな時は無理せず、1日でも早く知識を持った方に頼ることで、来月から数万円の節約につながります。