でもドルと円を交換する”為替手数料”が取られるから、実質110%前後になるはずだよ。
そんなに手数料とられるなんて説明受けてないけど?
ドル建ては貯蓄が大きく増えることもあるけど、注意すべきポイントはしっかり抑えておこうね。
保険商品の最新情報については、ホームページ・パンフレットなどの公式情報をご確認ください。
ドルスマート(メットライフ生命)の返戻率は高い?積立利率の最低保障3%って良いの?
ドルのいわゆる外貨建て保険では、様々な手数料が取られます。
パンフレットに書いてある「133%!」のような嬉しい数値は、私たちが払う手数料は考えられていない場合がほとんどですので、注意して見ておきましょう。
【注意点その1】パンフレットの例では返戻率133%。しかし、さらに為替手数料が取られる
メットライフ生命『ドルスマート』の公式HPの例では、30歳~60歳まで積立利率の最低保障3%で推移した場合、最終的なリターンは約133.6%と記載されています。
ただし大きな落とし穴として、私たちが払う為替手数料は計算に含まれていません。
「保険料を円で支払う⇒ドルで積み立てるため外貨に変える⇒最終的に受け取るときに円に戻す」という通貨交換をするときに、為替手数料がかかります。
営業マンが持ってくる見積書にはそれを無視した返戻率が書かれているため、毎月いくら手数料がかかるのか計算し直す必要があります。
【注意点その2】積立金が減ってしまう「解約控除」というルール
また難しい言葉が出てきた…と思うかもしれませんが重要です。
解約控除とは、「10年以内に解約・減額するなら、お客様が積み立てしたお金から一定金額を減らしますよ」というルールです。
<解約控除率の一例>
1年目:10%
5年目:5%
10年以上:0%
ですので、もし加入するのであれば10年以上は継続したほうが良いでしょう。
【メリットデメリットを他社と比較】為替手数料や積立利率は?
【メリット】メットライフ生命ドルスマートは積立利率3%以上
積立利率とは、年間で支払った保険料がどれだけ増えるかという指標です。
メットライフ生命は3%以上となっており、良い年には6%以上にもなったそうです。
ただしメットライフ生命の業績や、世の中のドル円相場によって左右されるため、そこに大きな期待はしないほうがいいでしょう。
【デメリット】為替手数料が高い。1ドルあたり1円!
米ドル建ての外貨保険の中でも、メットライフ生命ドルスマートは特に高い手数料が取られる保険商品です。
ドル建て保険で大人気のソニー生命・マニュライフ生命と並べてみました。
保険会社 | 積立利率 (高いほど増える) | 手数料 (1ドル毎) |
---|---|---|
メットライフ | 3.0%〜 | 1円 |
マニュライフ | 1.5%〜 | 0.5円 |
ソニー生命 | 3.0% | 0.01円 |
- メットライフ生命は手数料だけで10000円取られる。
- マニュライフ生命は手数料5000円。
- ソニー生命の手数料はわずか100円。
【メリット&デメリットどちらとも言える】為替レート(ドル円相場)で返戻率は大きく変わる
手元に戻ってくる金額に大きな影響となるのは、解約返戻金を受け取る時期のドル円相場(いわゆる為替レート)です。
ドル円の相場によって、元本割れする可能性もありますが、2倍以上に増えることもあります。
このように楽しみながら積み立てできることも、外貨投資の魅力といえますね。
- 【積立利率】によって毎年増える率が決まる。ドルスマートは3%〜。
- 【あなたが払う為替手数料】ドルスマートの手数料は高め。見積書やシミュレーションには含まれていないので注意!
- 【解約時のドル円相場】によって、解約返戻金は上にも下にも変化する。
【あなたに合う貯蓄型保険は?】「ドル建て」「日本円」それぞれで人気の積み立て保険
【手数料の少ないドル建て保険なら】「ソニー生命米ドル建て終身保険」
メットライフ生命「ドルスマート」は、上の表にも書いたように為替手数料がかなり高めです。
積立利率が3%以上〜のどこまで高まるかは未知数なので、そこに賭けたい人は選択肢になり得るでしょう。
逆にソニー生命の「米ドル建て終身保険」は、為替手数料がほとんど取られずに年間3%という高めの積立利率です。
大きく増やすためにも外貨投資を始めてみたい!という人には安心感がありますね。
【どうしても日本円が良ければ】110%以上にも増やせる「オリックス生命ライズ」
やっぱりドル(外貨)が怖いという人は、日本円で高い返戻率のオリックス生命「ライズ」が抜群に良いです。
これなら契約する時に、日本円がいくら増えるのかハッキリ分かるため安心ですね。
日本円の貯蓄型終身保険では、口コミ人気でも毎年No.1となっています。
【お子様の教育資金ならこれ一択】短期間で108%に増える「ソニー生命学資保険」
ソニー生命の学資保険は、毎月3000円台という安さと、短期間で108%にまで増えることで大人気。
先輩ママに最も支持された証明として、「たまひよ学資保険部門No.1」も獲得しています。
【クレジットカード払いは損?】支払い方法で手数料が変わる!クレカは1.6%増し
外貨積み立ての保険はドルで貯めていくので、あなたの「円」を毎回「ドル」に変換する為替手数料が生じます。
保険会社によりますが、代表的な支払い方法には3通りあります。
- 国内銀行から円で払う
- 米ドルの口座を開設する
- クレジットカード(JCBの場合)
①普通に「円」で支払う
もっともスタンダードな支払い方法です。
円をドルに換えて積み立てして、最終的にまた円に戻すことになり、そのための為替手数料が発生します。
②外貨預金口座を開設して「ドル」で支払う
外貨預金口座を開設しておき、外貨→外貨という支払いにすれば実際には為替手数料が発生しないことになります。
基本的には①より安い手数料で済みますが、海外銀行口座を作るまでにかなり手間もかかります。
このやり方を選ぶのは、既に海外の銀行口座を持っている人が多いですね。
③クレジットカード払い
クレジットカードで払えるならポイントがついて嬉しい!と思いがちですが、要注意。
クレジットカード払い(例:JCB)だと1.6%のクレカ手数料がかかるため、優れた還元率(1%)の楽天カードやYahooカード[Tポイント]でも逆に損をすることになります。
【米ドル建て終身保険の魅力】生命保険&外貨投資を同時に叶えられる
いくら増えるという話をしていると忘れがちですが、ドル建て保険はそもそも生命保険です。万が一のときには家族に大きな金額が保障されます。
ドル円相場の為替リスクも少しありますが、経済評論家も「今後は円安に進むため、外貨投資なら今」という意見が多くなっています。
生命保険に入りながら、少しリスクのある投資もやってみたい!という人には最適でしょう。
【まとめ】ドル(外貨)の保険はリスクを正しく理解してから加入しよう
ドル建て保険は、手数料が安い保険会社など、賢く選ぶことで大きなリターンが期待できるという夢もあります。
ただし、元本割れのリスクもあります。デメリットまでしっかり話してくれる、信頼できる営業マンから加入しましょうね。
保険ショップ | 口コミ |
---|---|
近所のお店を見てみる>> 全45社から一番安い保険探し | 4.8 ★★★ ( 355店舗 ) |
近くのお店を見てみる>> セカンドオピニオンも対応 | 4.7 ★★★ ( 466店舗 ) |
近くの店舗を確認する>> AIを活用して最適な保険提案 | 4.7 ★★ ( 257店舗 ) |
↓【参考】34,000人の口コミ↓
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為替手数料というものが、そんなに発生するとは聞いていませんでした。
やたら条件が良い保険だと感じましたが、やはり良いものには裏がありますね。
ソニー生命は手数料も安いようなので、たしかに好感が持てます。
ドル建ての積み立て保険は興味あります。メットライフ生命、ソニー生命、マニュライフ生命などあるのですね。